「東洋的専制主義」論の今日性 : 還ってきたウィットフォーゲル

書誌事項

「東洋的専制主義」論の今日性 : 還ってきたウィットフォーゲル

湯浅赳男著

新評論, 2007.11

タイトル別名

東洋的専制主義論の今日性 : 還ってきたウィットフォーゲル

タイトル読み

トウヨウテキ センセイ シュギロン ノ コンニチセイ : カエッテ キタ ウィットフォーゲル

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内容説明・目次

内容説明

東アジア問題の過去‐現在‐未来を根底から捉える広大な視野とその学問的良心の源泉に学ぶ。大陸・半島・列島の応酬を解く鍵、『資本論』に対応する「権力論」、『オリエンタル・デスポティズム』再読のすすめ。

目次

  • 第1章 今なぜウィットフォーゲルなのか?(ウィットフォーゲルに対する歪曲・中傷;ウィットフォーゲル再評価の契機)
  • 第2章 ウィットフォーゲル理論の到達点(風土と文明;文明の類型;単一中心性と多数中心性)
  • 第3章 ウィットフォーゲルの学問の展開(1)—『中国の経済と社会』まで(青年時代;ドイツ共産党員として;歴史像とマックス・ウェーバー;ドイツ共産党の転換と中国革命;「アジア的生産様式」)
  • 第4章 ウィットフォーゲルの学問の展開(2)—『オリエンタル・デスポティズム』まで(共産党の拘束衣のなかで;ファシズムとの闘い;アメリカに定住;共産党との決別と研究の進展;ロシアとスターリニズム;ロシアへのアプローチ;激浪のなかでの理論的確立)
  • 第5章 ウィットフォーゲル理論の残したもの(梅棹とラティモア;イデオロギーの役割)

「BOOKデータベース」 より

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