フランス随想 : 比較文化的エセー
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フランス随想 : 比較文化的エセー
秀英書房, 2007.10
- タイトル読み
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フランス ズイソウ : ヒカク ブンカテキ エセー
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内容説明・目次
内容説明
学問の王国パリのカルティエ・ラタン、古代ローマのなごりを残すリヨン、複数の歴史の地層がせめぎ合うコルシカ、異なる文化がひとつに融け合ったスペイン国境に近い南西の町。比較文学の研究者であり、日仏二つの文化の体験者である著者が、フランスを旅し、人や土地との交わりのなかで、時に驚き、とまどいながらも、個の自由を謳歌し、知的好奇心にあふれ、あるいは奔放に、あるいは過激に、あるいは他と調和して生きる、フランス人の生き方の深い底を流れる多様な歴史と風土に思いをはせる。しなやかで、軽やかな筆遣いのなかに、フランス文化の根元に迫る眼がひかる、詩情豊かなエセー、フランス、その日その時。
目次
- 耳で聴き楽しむポエム
- リヨンとトラブールと永井荷風
- ラ・コルスの小邑
- プリュノワ城の女性支配人
- 放浪の記録
- 葡萄畑に立つ
- カルティエ・ラタン断章
- 運河と文学
- ピクピュスの墓地
- 演劇の街を行く
- パリのヨーガ
- リール・サン・ルイ
- サン・ミシェル付近
- パリのサロン
- リラの客
- ヴォージュ広場の外れにて
- 聖女ジュヌヴィェーヴ山街
- ムーランの夏
- ラテン区の冬の庭園
- パリの憩い
- ふたつの愛—祖国日本とフランスと
- 人に勇気を与える言葉、人の勇気を挫く言葉
「BOOKデータベース」 より