シャルコー : 力動精神医学と神経病学の歴史を遡る

書誌事項

シャルコー : 力動精神医学と神経病学の歴史を遡る

江口重幸著

(精神科医からのメッセージ)

勉誠出版, 2007.11

タイトル読み

シャルコー : リキドウ セイシン イガク ト シンケイビョウガク ノ レキシ オ サカノボル

大学図書館所蔵 件 / 90

注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

近代神経学の創始者シャルコーと19世紀末という時代を、大ヒステリー=大催眠理論を論じた講義録を中心に読み解き、今日的問題にまで敷衍する評伝と論考の試み。数多くの医学者、思想家、文学者に影響を与え、多領域に「シャルコー的問題」を投げかけつづける巨人を現代的視座からとらえ返す。

目次

  • 第1章 すべてはシャルコーからはじまる
  • 第2章 男性ヒステリーとは?—『神経病学講義』より
  • 第3章 シャルコー神経病学の骨格
  • 第4章 大ヒステリー=大催眠理論の影響—フロイト・ジャネ・トゥーレット
  • 第5章 シャルコーとサルペトリエール学派
  • 第6章 『沙禄可博士神経病臨床講義』—『火曜講義』日本語版の成立と三浦謹之助
  • 第7章 シャルコーの死とその後
  • 第8章 シャルコーと十九世紀末文化—ゴッホのパリ時代と『ルーゴン=マッカール叢書』
  • 終章 ヒステリーの身体と図像的記憶

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ