書の見方 : 日本の美と心を読む
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書の見方 : 日本の美と心を読む
(角川選書, 419)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.1
- タイトル読み
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ショ ノ ミカタ : ニホン ノ ビ ト ココロ オ ヨム
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注記
参考文献・図版出典: p253-255
内容説明・目次
内容説明
三筆にはじまり、平安中期に三跡によって確立された和様の書。流れるような連綿と墨色の濃淡、緊張感のある空間をもつ名品の数々は、その華麗な美が見るものを魅了する。さらに定家様から寛永の三筆、江戸のタイポグラフィー勘亭流まで、日本の書を代表する書風をたどりつつ、鑑賞のための多様な糸口を「和様」という視点で読み解く。書の美をたのしみ、その心を知るためのやさしい手引書。
目次
- 序章 日本の書、文字の多様性
- 第1章 文字との出会い・文字の使用—金石・木簡・肉筆の美
- 第2章 奈良から平安の重厚な書—大量の写経文字と三筆の書
- 第3章 和様の発展と仮名の確立—三跡の筆跡美
- 第4章 仮名美の分析と名品の数々—仮名の造形美
- 第5章 実用の書と定家様—藤原定家の目指した仮名とは
- 第6章 墨跡と天皇家の書—禅僧のもたらした書の新しい魅力
- 第7章 寛永の三筆と唐様・和様—江戸時代初期の新鮮な書風と誰もが書きやすい文字
- 第8章 定家様文化と書のデザイン—形式美と江戸の飾り文字
- 第9章 日本文化と仮名文字、書の造形美—仮名文字の再評価と芸術書
「BOOKデータベース」 より