無能な者たちの共同体
著者
書誌事項
無能な者たちの共同体
未來社, 2007.12
- タイトル別名
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無能な者たちの共同体
- タイトル読み
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ムノウ ナ モノ タチ ノ キョウドウタイ
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注記
文献案内: p234-251
内容説明・目次
内容説明
構築と(再)生産と帰属を要求する「社会」ではなく、そこから脱落した「無能な者たち」による「共同体」の条件とはなにか。可能性と潜在性が枯渇したところから始まる、政治の思考と生の形式とはなにか。ハイデガー、アーレント、ベンヤミン、フーコーらを参照しつつ、大胆な視点と飛躍を恐れぬ文体で問題の核心に切り込む。
目次
- Impotenz—中断
- 苦痛/イデア—グノーシス主義者たち
- Essentia—名と叫び
- 法の彼方—正義
- 「私は語る」—苦痛、敷居、石
- 「私は見た」—声、イメージ、真理
- 非同時代性—再生産に抗して保たれるもの
- 生を導く—エートスについて
- テクネー/ポリス—国民化の時間性について
- 恥、怒り、存在
- 悲劇の批判—朽ちることとしてのDasein
- 不気味なもの—魂の内戦のために
- 名の間違いについて—哲学者と詩人の生
- 作品とその死後の生—時間性なき歴史の概念のために
- 思考の在り処
- 死、ことば、まなざし
- 共同体への問い
- イメージ—社会の残りもの
- 生は語ることができるか—生‐政治の次元における抵抗
「BOOKデータベース」 より