書誌事項

古代国家と年中行事

大日方克己 [著]

(講談社学術文庫, [1859])

講談社, 2008.2

タイトル別名

古代国家と年中行事

タイトル読み

コダイ コッカ ト ネンジュウ ギョウジ

大学図書館所蔵 件 / 177

注記

文献等の註: 各章末

1993年吉川弘文館より刊行されたものを、文庫化にあたり、引用史料の漢文読みを読み下すなど修正を加えている

内容説明・目次

内容説明

古代の律令国家において、なぜ年中行事は国家的儀礼として行われたのか。天皇と官人の関係を表現した射礼、武力を結集する五月五日節、八月駒牽、相撲節、疫鬼を追放する大晦日の儺…現在まで残る民俗の起源でもあるそれらの儀式は、身分や秩序を体現し、権力構造を視覚化するものだった。儀式の過程やその変遷を子細に探究し、天皇を頂点とする国家構造との関わりを解明する。

目次

  • 第1章 射礼・賭弓・弓場始—歩射の年中行事
  • 第2章 五月五日節—律令国家と弓馬の儀礼
  • 第3章 相撲節
  • 第4章 八月駒牽—古代国家と貢馬の儀礼
  • 第5章 大晦日の儺
  • 第6章 年中行事の重層構造

「BOOKデータベース」 より

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