三宝絵 (さんぼうえ) を読む
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三宝絵 (さんぼうえ) を読む
吉川弘文館, 2008.2
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三宝絵を読む
- タイトル読み
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サンボウエ オ ヨム
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注記
源為憲『三宝絵』関係研究文献目録 / 三宝絵研究会編: p277-312
参考文献あり
収録内容
- 源為憲と六波羅蜜について / 小原仁著
- 『三宝絵』序再読 : 源為憲における和・漢・仏 / 岡崎真紀子著
- 「諾楽古京」 : 平安貴族の「なら」時代観 / 中川久仁子著
- 源為憲と初期天台浄土教 : 慶滋保胤との対比を通じて / 増尾伸一郎著
- 三宝の恩 : 『三宝絵』と『心地観経』報恩品 / 小林真由美著
- 『三宝絵』西院阿難悔過 : 尼寺仏事の系譜 / 勝浦令子著
- 山階寺涅槃会と本生譚をめぐる : 仏伝と〈法会文芸〉 / 小峯和明著
- 『三宝絵』における橘奈良麻呂像 : 下巻十話、志賀伝法会をめぐって / 磯部祥子著
- 田中親美翁写東大寺切について / 小島孝之著
- 『三宝絵』の「仏の三十二相」と定朝様式の形成 / 清水眞澄著
- 『聖徳太子伝暦』の展開と『三宝絵』 / 榊原史子著
- 象徴化された沙弥徳道と藤原北家の祖房前 : 長谷寺縁起を通して見る『三宝絵』の時代 / 藤井由紀子著
- 東大寺縁起と『三宝絵』 : 「東大寺四聖」成立前史 / 藤巻和宏著
内容説明・目次
内容説明
平安中期、源為憲が出家した尊子内親王に献じた『三宝絵』。“源為憲とその時代”“法会と経典”“縁起と物語”などをめぐって、国文学・日本史学・美術史学の各専門分野から読み解く。巻末に関係研究文献目録を付載する。
目次
- １ 源為憲とその時代（源為憲と六波羅蜜について；『三宝絵』序再読—源為憲における和・漢・仏；「諾楽古京」—平安貴族の「なら」時代観；源為憲と初期天台浄土教—慶滋保胤との対比を通じて）
- ２ 法会と経典（三宝の恩—『三宝絵』と『心地観経』報恩品；『三宝絵』西院阿難悔過—尼寺仏事の系譜；山階寺涅槃会と本生譚をめぐる—仏伝と“法会文芸”；『三宝絵』における橘奈良麻呂像—下巻十話、志賀伝法会をめぐって；田中親美翁写東寺切について；『三宝絵』の「仏の三十二相」と定朝様式の形成）
- ３ 縁起と物語（『聖徳太子伝暦』の展開と『三宝絵』；象徴化された沙弥徳道と藤原北家の祖房前—長谷寺縁起を通して見る『三宝絵』の時代；東大寺縁起と『三宝絵』—「東大寺四聖」成立前史）
「BOOKデータベース」 より