ゴシックエス・夏から遠ざかる列車

書誌事項

ゴシックエス・夏から遠ざかる列車

桜庭一樹[著]

(富士見ミステリー文庫, FM38-10 . Gosick s||ゴシックエス ; 2)

富士見書房, 2006.5

タイトル別名

夏から遠ざかる列車

Gosicks

タイトル読み

ゴシック エス ナツ カラ トオザカル レッシャ

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内容説明・目次

内容説明

少女は白いドレスを着て、緑の絨毯の上で待っていた。草いきれすらも、心地よい。会えるのだから。二人しか、ここには居ないのだから。そう、陶製の人形のような少女—ヴィクトリカは、今日も彼が来るのを待っている。少年・久城一弥が、かけてくるのを。芽吹いた緑たちが。噴水からこぼれおちる水の青が。そしてそれらを照らす陽の赤が。すべての色が輝きを増し、光に包まれ、命が生きようとする季節—夏。やがて訪れるであろう崩壊と、別離を前にした一瞬の平和—刹那。二人だけの学園にて、一弥とヴィクトリカは同じ時を生きる。世界を語る。謎を—混沌のむこうにある心を知る。そして、お互いを思う。ひと夏の間に重ねられる、淡い逢瀬の物語。ゴシック・ミステリー短編集。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA84964496
  • ISBN
    • 4829163526
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    269p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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