アーティストは境界線上で踊る

書誌事項

アーティストは境界線上で踊る

斎藤環 [著]

みすず書房, 2008.2

タイトル別名

アーティストは境界線上で踊る

タイトル読み

アーティスト ワ キョウカイセンジョウ デ オドル

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注記

図版は[1]枚とxxxpから成る([i]pは図版なし)

内容説明・目次

内容説明

日本のアート・シーンに、いまなにが起こっているのか。著者は精神科医として、思春期・青年期の精神病理と向き合ってきた経験をふまえ、ひきこもりからアニメ、文学、アウトサイダー・アートまで、現在進行形の文化現象に鋭く斬り込んできた。本書では、アートを通じて「リアルとは何か」を問いつづけるアーティストたちの、ユニークな創作衝動を抉り出す。ベテランから若手まで、いまもっとも注目されている23人のアーティストへの、当意即妙のインタビューと、怜悧な作家論・作品論が響きあう。カラーも含めて作品写真をふんだんに盛り込んだ充実のビジュアル。展覧会では経験できない、肉声と批評のコラボレーション。現代美術の世界にあらたな事件を引きおこす、待望のクリティック集成。

目次

  • 序論 ヒステリーに抗するアーティスト
  • 草間彌生—象徴の去勢の象徴
  • できやよい—ロリータ・バロック・できやよい
  • 加藤泉—正しきイマージュの系統発生
  • 中ザワヒデキ—「顔」と「方法」
  • やなぎみわ—不在の「フェミニズム」
  • 会田誠—ヒューモアとしての美少女論
  • 小沢剛—背中から地蔵になっていくような幸福
  • 木本圭子—エロスと運動のダイヤグラム
  • ミスター—ヤンキー・ロリコン・ミスター〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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