書誌事項

東アジアの死刑

冨谷至編

京都大学学術出版会, 2008.2

タイトル別名

Capital punishment in East Asia

東アジアの死刑

東アジアの法と習慣 : 死刑をめぐる諸問題

タイトル読み

ヒガシアジア ノ シケイ

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注記

2002年度から2005年度の国際共同研究「東アジアの法と習慣 - 死刑をめぐる諸問題」の成果を纏めた論集 (冒頭の「はじめに」による)

参考文献: p413-415, 459

内容説明・目次

内容説明

欧米の人権思想の圧力にもかかわらず、死刑存続の立場に立つ東アジア諸国。その底にある社会意識とは何か?日・中・欧の歴史家・法律家・社会学・人類学者が、究極の刑罰を考究することで、東アジア世界の法習慣、法思想、法と宗教、制度の根源に迫った国際共同研究。

目次

  • 1 罪と刑罰(究極の肉刑から生命刑へ—漢〜唐死刑考;宋代以降の死刑の諸相と法文化;千金の子は市に死せず—17・18世紀朝鮮時代における死刑と梟首)
  • 2 社会と死刑(魏晋時代の皇帝権力と死刑—西晋末における誅殺を例として;朝鮮党争史における官人の処分—賜死とその社会的インパクト;中国の前近代絵入り史話における死刑と暴力の図像 ほか)
  • 3 非中国的視座に立って(古代インドにおける死刑—サンスクリット文献に見える刑罰の分析を通じて;ムルキ・アイン(Muluki Ain)—ネパールの法典と死刑;死刑と朝鮮の法的伝統)

「BOOKデータベース」 より

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