書誌事項

共生の人文学 : グローバル時代と多様な文化

共生倫理研究会編

神戸大学 , 昭和堂 (発売), 2008.3

タイトル読み

キョウセイ ノ ジンブンガク : グローバル ジダイ ト タヨウナ ブンカ

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注記

内容: はじめに: 共生について人文学は何を語れるか, I: 共生のための原理的研究(1「共生のための哲学」-4「安楽死が合法化されるとどうなるのか?」), II: 日本社会における共生の探求(5「ある巫者のカミの世界と共生」, 6「「国民的共生」と天皇制」), III: 東アジア社会における共生の探求(7「災厄の物語は共有されうるか」-9「民間信仰がつなぐもの」), IV: 国際的時空間における共生の探求(10「イスラーム化の史実と伝説」-12「「亡命の権利」」), あとがき(羽地亮), 編者紹介・執筆者紹介

参考文献: 各論末

収録内容

  • 共生について人文学は何を語れるか : はじめに / 羽地亮 [執筆]
  • 共生のための哲学 : 行動規範の根拠と意義 / 羽地亮 [執筆]
  • 共生の基盤としての合議の可能性と限界 : 社会心理学からの検討 / 大坪庸介 [執筆]
  • デザイン行為の公共性 : デザイナーとユーザーの共生への条件 / 長坂一郎 [執筆]
  • 安楽死が合法化されるとどうなるのか? : 積極的安楽死法制化と多文化共生 / 茶谷直人 [執筆]
  • ある巫者のカミの世界と共生 / 久下正史 [執筆]
  • 「国民的共生」と天皇制 : 美濃部憲法学における絶対君主と立憲君主の「和解」 / 河島真 [執筆]
  • 災厄の物語は共有されうるか : 王安憶『おじいさんの物語』から / 濱田麻矢 [執筆]
  • 出会い損ねた「他者」 : 火野葦平『花の命』における中国人少女の「記憶」について / 樋口大祐 [執筆]
  • 民間信仰がつなぐもの : 媽祖信仰をめぐる両岸交流の動向 / 横田隆志 [執筆]
  • イスラーム化の史実と伝説 : 南アジア史におけるイスラーム信仰戦士 / 真下裕之 [執筆]
  • 近世フランスの大都市リヨンとイタリア人 / 小山啓子 [執筆]
  • 「亡命の権利」 : フランスにおける難民受入れ制度 / 白鳥義彦 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

ともに生きる条件とは何か?グローバルな時代の共生には、政治、経済、科学技術の根底にある、人間を照らし続けてきた深淵な叡智こそが求められる。それはほかならぬ「人」を知ること。すべてはそこから始まる。

目次

  • 1 共生のための原理的研究(共生のための哲学—行動規範の根拠と意義;共生の基盤としての合議の可能性と限界—社会心理学からの検討 ほか)
  • 2 日本社会における共生の探求(ある巫者のカミの世界と共生;「国民的共生」と天皇制—美濃部憲法学における絶対君主と立憲君主の「和解」)
  • 3 東アジア社会における共生の探求(災厄の物語は共有されうるか—王安憶『おじさんの物語』から;出会い損ねた「他者」—火野葦平『花の命』における中国人少女の「記憶」について ほか)
  • 4 国際的時空間における共生の探求(イスラーム化の史実と伝説—南アジア史におけるイスラーム信仰戦士;近世フランスの大市都市リヨンとイタリア人 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85416645
  • ISBN
    • 9784812208199
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    神戸,京都
  • ページ数/冊数
    xv, 258p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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