ユダヤとイスラエルのあいだ : 民族/国民のアポリア

書誌事項

ユダヤとイスラエルのあいだ : 民族/国民のアポリア

早尾貴紀著

青土社, 2008.3

タイトル別名

ユダヤとイスラエルのあいだ : 民族国民のアポリア

タイトル読み

ユダヤ ト イスラエル ノ アイダ : ミンゾク コクミン ノ アポリア

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内容説明・目次

内容説明

近代の国民国家思想・ナショナリズムに起因する「ユダヤ人」問題、シオニズム、そしてイスラエル国家について。矛盾する理念に思想はなにを問い、なにを問わずにきたのか。ネイションの世界的展開を再考する、かつてないユダヤ‐イスラエル論。

目次

  • 「偽日本人」と「偽ユダヤ人」—あるいは「本来的国民」の作り方
  • 1 「イスラエル」の原点—普遍性と特異性のアポリア(ユダヤ人国家か国民国家か—二つの独立宣言;ユダヤ人国家か二民族共存か—歴史としてのバイナショナリズムの挑戦;マルティン・ブーバーの共同体論と国家;ハンナ・アーレントと国家創設のプロジェクト)
  • 2 「イスラエル」の現在—リベラリストたちの葛藤(ハンナ・アーレントの「沈黙」;ジュディス・バトラーの「躊躇」;アイザイア・バーリンの「矛盾」;エドワード・サイードの「格闘」)
  • イスラエル/パレスチナにおける国家理念の行方

「BOOKデータベース」 より

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