アウト・オブ・コントロール : ネットにおける情報共有・セキュリティ・匿名性

書誌事項

アウト・オブ・コントロール : ネットにおける情報共有・セキュリティ・匿名性

大谷卓史著

岩波書店, 2008.4

タイトル別名

Out of control

アウトオブコントロール : ネットにおける情報共有セキュリティ匿名性

タイトル読み

アウト オブ コントロール : ネット ニ オケル ジョウホウ キョウユウ セキュリティ トクメイセイ

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注記

参考文献: 巻末p1-15

年表あり

内容説明・目次

内容説明

ウィニーは何を問いかけていたのか?個人情報の漏えい、著作権侵害、跋扈する“匿名”の存在。制御不能システムとしてのインターネットの未来を考える。

目次

  • 第1章 ウィニー—何が問題とされたのか?(「47氏」の挑戦—ウィニーはいかに生まれたか?;ファイル共有ソフト、社会問題になる;逮捕そして有罪の衝撃)
  • 第2章 ウィニーは悪なのか?—インターネットの可能性の極限に向けて(P2Pとは何か;どうしてウィニーは著作権侵害の道具となってしまったのか?;どうしてウィニーは情報流出を招いたのか?;インターネットの可能性の極限に向けて)
  • 第3章 ウィニーの情報所有論(インターネットの所有とコモンズ;コモンズvs私有財産—インターネットの帯域問題;著作権の哲学—著作権の倫理学・哲学的基盤はあるか?;政治・経済システムの中の著作権;著作権のゆくえ—現代における流通コントロール)
  • 第4章 “匿名性”をどう考えるか—議論の焦点となる匿名性(インターネットは匿名の世界なのか?;匿名性とは何か?—「到達困難性としての匿名性」と「印象操作のための匿名性」;匿名性の可能性と限界—自由と専制;親切な監視—見守り型監視の根拠と限界;秘密のない世界は必要か?)

「BOOKデータベース」 より

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