マルクス主義という経験 : 1930-40年代日本の歴史学
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書誌事項
マルクス主義という経験 : 1930-40年代日本の歴史学
青木書店, 2008.4
- タイトル別名
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Experience of Marxism : Japanese historiography from 1930's to 1940's
マルクス主義という経験 : 1930-40年代日本の歴史学
- タイトル読み
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マルクス シュギ トイウ ケイケン : 1930 40ネンダイ ニホン ノ レキシガク
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
その他のタイトル (誤植) : Experience of Marxisim
内容説明・目次
内容説明
マルクス主義が日本の歴史叙述にもたらしたものとは。1930‐40年代にさかのぼり、ナショナル・ヒストリーを超え出た可能性を探る。新たなる歴史研究の第一歩。
目次
- 戦後歴史学の起源とその忘却—歴史のポイエーシスをめぐって
- 1 国体の起源とマルクス主義歴史学(転機としての『日本歴史教程』—早川二郎のアジア的共同体論;歴史過程としての先史—マルクス主義歴史学と考古学的文化史;植民地期朝鮮におけるマルクス主義史学—白南雲『朝鮮社会経済史』を中心に)
- 2 マルクス主義と宗教・文化論(マルクス主義と宗教起源論—『中外日報』の座談会を中心に;マルクス主義と日本思想史研究—『歴史科学』『唯物論研究』を中心に)
- 3 文化論的マルクス主義と歴史意識(歴史のアレゴリ化—マルクス主義、羽仁五郎、そして現在からの要請;否定性と歴史主義の時間—一九三〇年代の実践哲学とアジア・太平洋戦争期の家永・丸山思想史;暗い時代に—石母田正『中世的世界の形成』と戦後日本の歴史学 ほか)
「BOOKデータベース」 より