日本に古代はあったのか
著者
書誌事項
日本に古代はあったのか
(角川選書, 426)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.7
- タイトル別名
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日本に古代はあったのか
- タイトル読み
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ニホン ニ コダイ ワ アッタ ノカ
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注記
角川学芸WEBマガジン第1号から14号に連載した「日本の歴史とユーラシア」を改稿、改題したもの
内容説明・目次
内容説明
私たちの歴史観は、時代区分の位置づけにより大きく左右される。日本では明治以後、武家の台頭が中世の起点となるが、中国の中世は日本より数世紀先んじている。一方、西洋には古代がない国もある。ユーラシアの東端にある列島は世界史のなかにどう位置づけられるのか。律令制、荘園制、封建制など、さまざまな観点から時代の変わり目を考察し、従来の歴史観にとらわれず、ユーラシア史との関わりのなかで日本史に新たな光をあてる。
目次
- 宮崎市定にさそわれて
- 内藤湖南から脈々と
- ソビエトの日本史とマルクス主義
- 弥生に神殿はあったのか
- キリスト教と、仏教と
- 応仁の乱
- 鎌倉時代はほんとうに鎌倉の時代だったのか
- 江戸から明治の頼朝像
- ゲルマニアになぞらえて
- 平泉澄と石母田正
- 東と西に歴史学
- 京都からの中世史
- ライシャワーの封建制
- 司馬遼太郎よ、お前もか
- 梅棹忠夫のユーラシア
「BOOKデータベース」 より