経済衰退の歴史学 : イギリス衰退論争の諸相

書誌事項

経済衰退の歴史学 : イギリス衰退論争の諸相

R・イングリッシュ, M・ケニー編著 ; 川北稔訳

ミネルヴァ書房, 2008.7

タイトル別名

Rethinking British decline

タイトル読み

ケイザイ スイタイ ノ レキシガク : イギリス スイタイ ロンソウ ノ ショソウ

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注記

文献案内: 巻末p33-37

内容説明・目次

内容説明

イギリスは衰退したのか?イメージとしての衰退と実際の経済発展とのギャップは何故生じたのか?ジェントルマン資本主義、帝国の終焉、グローバリゼイション、教育、文化など、さまざまな切り口から気鋭の研究者・ジャーナリストがイギリス衰退論争について語る。サッチャーの改革、ブレアの「第三の道」が持つ意味について、大きな示唆を与える一冊である。

目次

  • 第1部 イギリスの衰退とは何か(イギリス衰退論の諸相;経済衰退を生んだジェントルマン文化—「文化的批判」のマーティン・ウィーナー;逃したチャンス/教養主義と帝国の弊害—軍事史家コレリ・バーネット;シティの短期主義に毒された三流国—反サッチャー主義の論客ウィル・ハットン;開発を推進しない国家—親ヨーロッパ派の論客デイヴィド・マーカンド;衰退論は世紀末の集団幻想である—偶然史観の歴史家ジョナサン・クラーク)
  • 第2部 衰退論の分析(党派イデオロギーと国民の衰退;相対的衰退への制度的アプローチ;イギリスの衰退とヨーロッパ統合;グローバリゼイションとイギリスの衰退;帝国の終焉;結論—実体なのか、言説なのか)

「BOOKデータベース」 より

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