書誌事項

良い死

立岩真也著

筑摩書房, 2008.9

タイトル読み

ヨイ シ

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注記

文献: 巻末p6-20

内容説明・目次

内容説明

たとえば病気のため、あるいは老衰のため、体が思うように動かせなくなり、自分を、生きる価値のない存在だと思ってしまう。そこから、尊厳死のような「自然な」死を選ぼうとする人も出てくる。しかし、「どのようであっても生きていけたらよい」と考えるなら、こうした死を法制化する遙か手前で考えるべきこと、なすべきことはたくさんある。ただ生きて存在することを妨げるこの社会を、「生きたいなら生きられる」社会へと変えていくには何が必要か、その方途を粘り強く探る。

目次

  • 序章 要約・前置き(要約と前置き;それがある場所:不死性;それがある場所:汎用性;それがある場所:反事実性・抗事実性)
  • 第1章 私の死(私のことである、しかし;困難;他を害さない私のことか)
  • 第2章 自然な死、の代わりの自然の受領としての生(人工/自然;生—政治;好き嫌いのこと;会ってしまうこと;思いを超えてあるとよいという思い;多数性・可変性;肯定するものについて)
  • 第3章 犠牲と不足について(不安と楽観;避けられない場合;不足/の不在;移動/増加;どこから計るか;枯れ木に水、がよいについて;何が妨げているのか;それでもよい/それでも)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA87095542
  • ISBN
    • 9784480867193
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    354, 20p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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