芭蕉二つの顔 : 俗人と俳聖と

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芭蕉二つの顔 : 俗人と俳聖と

田中善信 [著]

(講談社学術文庫, [1892])

講談社, 2008.9

タイトル読み

バショウ フタツ ノ カオ : ゾクジン ト ハイセイ ト

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注記

原本は、講談社選書メチエ(1998年)刊

参考文献: p296-298

芭蕉略年譜: p311-321

内容説明・目次

内容説明

俗世を捨て数珠を携えておくのほそ道を旅する晩年の姿。対照的に青壮年時代には算勘の心得を武器に処世に長け、伊達を好んだらしい芭蕉。伊賀上野の生まれ、二九歳で江戸に出、四一歳以降は旅に過ごす。このわずかな伝記的事実の間に残された空白の時代、芭蕉は何を生業とし、どんな交友関係を結んでいたのか。前半生の謎に切り込む画期的な論考。

目次

  • プロローグ 芭蕉空白の四〇年をうめる
  • 第1章 伊賀での少年時代
  • 第2章 武家奉公へ
  • 第3章 日本橋在住時代
  • 第4章 江戸俳壇に躍り出る—「笑い」の俳諧師
  • 第5章 若き日の妾・寿貞
  • 第6章 桃印の謎
  • 第7章 転生
  • エピローグ 人間芭蕉の四〇年

「BOOKデータベース」 より

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