書誌事項

東アジア漢文世界と日本語

中村春作 [ほか] 編

(「訓読」論, [正])

勉誠出版, 2008.10

タイトル別名

訓読論 : 東アジア漢文世界と日本語

タイトル読み

ヒガシアジア カンブン セカイ ト ニホンゴ

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注記

その他の編者: 市來津由彦, 田尻祐一郎, 前田勉

参考文献: 論文末

内容説明・目次

内容説明

「訓読」はなぜ、私たちにとって「課題」であり続けるのか—「訓読」という異文化理解の方法を再考し、日本の伝統文化形成、日本人の「知」の問題として位置づける。また、「訓読」という手法を、東アジア世界の文化交渉から見つめ直し、漢字・漢文文化圏の成立、その内部での個々の文化形成のあり方を論じる。

目次

  • 第1部 異文化理解の「課題」としての訓読(「訓読」の思想史—“文化の翻訳”の課題として;近代における「漢文直読」論の由緒と行方—重野・青木・倉石をめぐる思想状況;ピジン・クレオール語としての「訓読」;ベトナムの「訓読:と日本の「訓読」)
  • 第2部 訓読と日本語・日本文化の形成(日本における訓点資料の展開—主として音読の視点から;近世における漢文訓読法の変遷と一斎点;漢文訓読体と敬語;国語施策と訓点語学)
  • 第3部 訓読論の地平(“訓読”問題と古文辞学—荻生徂徠をめぐって;表現文法の代用品としての漢文訓読;日本漢文の訓読とその将来;漢文訓読の現象学—文言資料読解の現場から)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA87138791
  • ISBN
    • 9784585031840
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6, 338, 18p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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