書誌事項

内部告発と公益通報者保護法

角田邦重, 小西啓文編

法律文化社, 2008.9

タイトル別名

内部告発と公益通報者保護法

タイトル読み

ナイブ コクハツ ト コウエキ ツウホウシャ ホゴ ホウ

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内容説明・目次

内容説明

内部告発をすべきかどうかに悩む労働者、内部告発をされる側の企業、内部告発の主体にも窓口にもなりうる労働組合、通報処理機関としての行政、匿名の内部告発を受け報道すべきかの判断を迫られる報道機関、そして立法府に対して、「公益通報」の意義とは何かを問いかける1冊。

目次

  • 第1部 制定の背景と課題(制度導入の背景;公益通報者保護法の概要と検討課題)
  • 第2部 企業・労働者・行政へのインパクト(企業からみた公益通報者保護法;労働者にとっての公益通報者保護法;行政主体・行政機関による公益通報の処理)
  • 第3部 内部告発をめぐる判例(内部告発時代における企業内労働組合の役割;労働者個人が主体となる内部告発の正当性の判断枠組み—医療法人思誠会(富里病院)事件;内部告発を目的とした顧客信用情報の取得とその正当性—宮崎信用金庫事件;内部告発を行った労働者に対する不利益措置の適法性—トナミ運輸事件)
  • 第4部 内部告発に対する諸外国の法制(イギリスにおける内部告発者の保護;イギリスにおける告発事実の存在に対する信頼の合理性—Babula v.Waltham Forest College事件二〇〇七年三月七日控訴院判決(〔2007〕IRLR 346 CA) ほか)
  • 公益通報者保護法定着への課題

「BOOKデータベース」 より

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