悔いなき脱盟
著者
書誌事項
悔いなき脱盟
(忠臣蔵 / 森村誠一著, 中)
朝日新聞社, 1988.6
- タイトル読み
-
クイナキ ダツメイ
大学図書館所蔵 件 / 全2件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
京・山科に隠れ住んでいっこうに動こうとしない大石内蔵助に、「大夫、頼むにたらず」あくまで復讐の一念に燃える堀部安兵衛ら江戸の急進派はいらだった。主家が断絶し、サラリーがなくなった武士の生活は悲惨である。当時の武士は「二君にまみえず」の思想にしばられていた。しかも、人余りの時代で再任官はむずかしい。その上、現代とちがい失業保険も人材銀行もない。安兵衛ならずとも仇討ちの盟約に加わった者たちが一様に決行を焦ったのは、生活苦との闘いもあったからだ。内蔵助が遊蕩三昧にふける間に次々に脱盟者が出た…。
「BOOKデータベース」 より