セメント樽の中の手紙
著者
書誌事項
セメント樽の中の手紙
(角川文庫, 15328)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.9
- タイトル読み
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セメントダル ノ ナカ ノ テガミ
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注記
年譜 (浦西和彦編): p184-195
収録内容
- セメント樽の中の手紙
- 淫売婦
- 労働者の居ない船
- 牢獄の半日
- 浚渫船
- 死屍を食う男
- 濁流
- 氷雨
内容説明・目次
内容説明
ダム建設現場で働く男がセメント樽の中から見つけたのは、セメント会社で働いているという女工からの手紙だった。そこに書かれていた悲痛な叫びとは…。かつて教科書にも登場した伝説的な衝撃の表題作「セメント樽の中の手紙」をはじめ、『蟹工船』の小林多喜二を驚嘆させ大きな影響を与えた「淫売婦」など、昭和初期、多喜二と共にプロレタリア文学を主導した葉山嘉樹の作品計8編を収録。ワーキングプア文学の原点がここにある。
「BOOKデータベース」 より