スルタンガリエフの夢 : イスラム世界とロシア革命

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スルタンガリエフの夢 : イスラム世界とロシア革命

山内昌之著

(岩波現代文庫, 学術 ; 201)

岩波書店, 2009.1

タイトル読み

スルタンガリエフ ノ ユメ : イスラム セカイ ト ロシア カクメイ

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注記

年譜(作成: 瀧知也): 巻末p7-12

参照文献: 巻末p13-31

内容説明・目次

内容説明

ロシア革命がはらむ西欧中心主義の限界をいち早く見抜いていたタタール人革命家スルタンガリエフ(一八九二‐一九四〇)。彼は旧ロシア帝国のムスリム地域の脱植民地化を図ったが非業の死に斃れた。本書はイスラム世界の風土と歴史を背景にその「ムスリム民族共産主義」を詳説し、激動の現代中央アジアを理解するための礎石を提示する。

目次

  • 序章 イスラム・社会主義・ナショナリズム
  • 第1章 タタールとロシア
  • 第2章 民族と革命
  • 第3章 「異端」の社会主義
  • 第4章 並行する権力
  • 第5章 スルタンガリエフ主義、神話と現実
  • 終章 預言者スルタンガリエフ

「BOOKデータベース」 より

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