私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて
著者
書誌事項
私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて
ミネルヴァ書房, 2009.2
- タイトル別名
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私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて
- タイトル読み
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ワタクシ ト タシャ ト カタリ ノ セカイ : セイシン ノ セイタイガク エ ムケテ
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内容説明・目次
内容説明
障害をもつ子どもたちの生活世界論からはじまった浜田心理学ワールドは、個体能力論の枠組を超えて、物語の形成論にまでその射程を広げてきました。本書は、そこに人々の日常の対話、歌、そして冤罪事件の供述分析をも組み込むことで、人々がその渦中で生きる「主観」の世界を、精神の生態学として記述しようと苦闘しています。『発達』に22年間連載してきた「セミナー発達心理学」の最後をかざる単行本化。労作の完成。
目次
- 第1章 ことばの対話性—臨場のなかのことば(生身の対話;ケータイ的独言 ほか)
- 第2章 語りの世界—人は歌い、語る(歌という一人語りと対話;語りの視点性 ほか)
- 第3章 物語は形成される(物語の「形成論」;逆行的構成—佐世保事件(1) ほか)
- 第4章 物語とそのフレーム(フレームとは何か;謀略の物語とフレームアップ ほか)
- 第5章 「私の物語」と臨場モデル(痴漢冤罪と被害女性の供述;記憶の世界に「穴」がないことの不思議 ほか)
「BOOKデータベース」 より