私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて

書誌事項

私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて

浜田寿美男著

ミネルヴァ書房, 2009.2

タイトル別名

私と他者と語りの世界 : 精神の生態学へ向けて

タイトル読み

ワタクシ ト タシャ ト カタリ ノ セカイ : セイシン ノ セイタイガク エ ムケテ

大学図書館所蔵 件 / 168

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

障害をもつ子どもたちの生活世界論からはじまった浜田心理学ワールドは、個体能力論の枠組を超えて、物語の形成論にまでその射程を広げてきました。本書は、そこに人々の日常の対話、歌、そして冤罪事件の供述分析をも組み込むことで、人々がその渦中で生きる「主観」の世界を、精神の生態学として記述しようと苦闘しています。『発達』に22年間連載してきた「セミナー発達心理学」の最後をかざる単行本化。労作の完成。

目次

  • 第1章 ことばの対話性—臨場のなかのことば(生身の対話;ケータイ的独言 ほか)
  • 第2章 語りの世界—人は歌い、語る(歌という一人語りと対話;語りの視点性 ほか)
  • 第3章 物語は形成される(物語の「形成論」;逆行的構成—佐世保事件(1) ほか)
  • 第4章 物語とそのフレーム(フレームとは何か;謀略の物語とフレームアップ ほか)
  • 第5章 「私の物語」と臨場モデル(痴漢冤罪と被害女性の供述;記憶の世界に「穴」がないことの不思議 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89126727
  • ISBN
    • 9784623053254
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vi, 267p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ