春画のからくり
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書誌事項
春画のからくり
(ちくま文庫)
筑摩書房, 2009.4
- タイトル読み
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シュンガ ノ カラクリ
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内容説明・目次
内容説明
春画では、女性の裸体だけが描かれることはなく、男女の絡みが描かれる。男性のための女性ヌードではなく、男女が共にそそられ、時に笑いながら楽しむものだったと考えられる。また、性交場面を際立たせるために、顔と性器以外は、衣装で隠された。「隠す・見せる」「覗き」等の視点から、江戸のエロティシズムの仕掛けが明らかになる。図版豊富。
目次
- いけないヌードから正しい春画へ
- 江戸はトランス・ジェンダー
- 春画の隠す・見せる(初期の浮世絵春画;「隠す・見せる」の深化;春信の色彩感覚と物語性 ほか)
- 春画における覗き(初期浮世絵の覗き;豆男と覗き—鈴木春信;湖龍斎と春章 ほか)
- エロティックな布(春画の中の布;『源氏物語』の中の織物;中世文学のテクスタイル—『平家物語』『太平記』 ほか)
「BOOKデータベース」 より