幸せな哀しみの話
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幸せな哀しみの話
（文春文庫, [や-23-7] . 心に残る物語 : 日本文学秀作選||ココロ ニ ノコル モノガタリ : ニホン ブンガク シュウサクセン）
文藝春秋, 2009.4
- タイトル読み
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シアワセ ナ カナシミ ノ ハナシ
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注記
底本: 「化粧」: 『昭和文学全集29巻』(小学館 1988年刊). 「愚者の街」: 『雨やどり』 (集英社文庫 1990年刊). 「ニジンスキーの手」 (ハルキ文庫 2001年刊). 「クリストファー男娼窟」(而立書房 1989年刊). 「骨の肉」: 『昭和文学全集19巻』(小学館 1987年). 「霧の中の声」: 『新撰版怪奇小説「怖」の巻』(講談社文庫 2000年刊), 「愛撫」: 『庄野潤三初期作品集』(講談社文芸文庫 2007年刊). 「異物」: 『われは蝸牛に似て』(作品社 2000年刊)
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 化粧 / 中上健次 [著]
- 愚者の街 / 半村良 [著]
- ニジンスキーの手 / 赤江瀑 [著]
- クリストファー男娼窟 / 草間彌生 [著]
- 骨の肉 / 河野多惠子 [著]
- 霧の中の声 / 遠藤周作 [著]
- 愛撫 / 庄野潤三 [著]
- 異物 / 八木義徳 [著]
内容説明・目次
内容説明
「男娼たちは、夕方になると不死鳥のように深い眠りからさめて、夜にむかって衣替えしようとしている」（『クリストファー男娼窟』）。天才舞踏家、刺青の女、新宿の夜に沈む男たち、ごく当たり前に見える夫と妻…、誰しも心の中は、ひたむきで、邪悪で、哀しい。山田詠美さんが厳選した、美しく妖しく怖い八つの物語。
「BOOKデータベース」 より