仏典をよむ : 死からはじまる仏教史

書誌事項

仏典をよむ : 死からはじまる仏教史

末木文美士著

新潮社, 2009.4

タイトル読み

ブッテン オ ヨム : シ カラ ハジマル ブッキョウシ

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内容説明・目次

内容説明

仏典は「今に生きる思想書」である。その精神の遍歴をたどる集大成的力作。『遊行経』から『法華経』『般若心経』『教行信証』『正法眼蔵』に至るまで、仏典の起源は、ブッダの「遺言」に遡る。「浄土・空・密教・禅」—多彩な思想の華を開き、ダイナミックに変化した、仏教の真髄を読み解く。

目次

  • 第1部 死からはじまる仏教(大いなる死—『遊行経』;死と生の協奏—『無量寿経』;他者と関わり続ける—『法華経』;否定のパワー—『般若心経』;心の中の地獄と仏—智〓(ぎ)『摩訶止観』;禅の中の他者と死者—圜悟『碧巌録』)
  • 第2部 日本化する仏教(現世を超えた秩序—景戒『日本霊異記』;仏教は俗世に何をなしうるのか—最澄『山家学生式』;この身のままに仏となる—空海『即身成仏義』;贈与する他者—親鸞『教行信証』;脱構築から再構築へ—道元『正法眼蔵』;宗教国家は可能家—日蓮『立正安国論』;異教から見た仏教—ハビアン『妙貞問答』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89901620
  • ISBN
    • 9784103864028
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    319p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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