仏典をよむ : 死からはじまる仏教史
著者
書誌事項
仏典をよむ : 死からはじまる仏教史
新潮社, 2009.4
- タイトル読み
-
ブッテン オ ヨム : シ カラ ハジマル ブッキョウシ
大学図書館所蔵 件 / 全134件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
仏典は「今に生きる思想書」である。その精神の遍歴をたどる集大成的力作。『遊行経』から『法華経』『般若心経』『教行信証』『正法眼蔵』に至るまで、仏典の起源は、ブッダの「遺言」に遡る。「浄土・空・密教・禅」—多彩な思想の華を開き、ダイナミックに変化した、仏教の真髄を読み解く。
目次
- 第1部 死からはじまる仏教(大いなる死—『遊行経』;死と生の協奏—『無量寿経』;他者と関わり続ける—『法華経』;否定のパワー—『般若心経』;心の中の地獄と仏—智〓(ぎ)『摩訶止観』;禅の中の他者と死者—圜悟『碧巌録』)
- 第2部 日本化する仏教(現世を超えた秩序—景戒『日本霊異記』;仏教は俗世に何をなしうるのか—最澄『山家学生式』;この身のままに仏となる—空海『即身成仏義』;贈与する他者—親鸞『教行信証』;脱構築から再構築へ—道元『正法眼蔵』;宗教国家は可能家—日蓮『立正安国論』;異教から見た仏教—ハビアン『妙貞問答』)
「BOOKデータベース」 より