映画大臣 : ゲッベルスとナチ時代の映画
著者
書誌事項
映画大臣 : ゲッベルスとナチ時代の映画
白水社, 2009.6
- タイトル別名
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Der Filmminister : Goebbels und der Film im Dritten Reich
- タイトル読み
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エイガ ダイジン : ゲッベルス ト ナチ ジダイ ノ エイガ
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注記
その他の訳者: 水野光二, 渡辺徳美, 山下眞緒
原著 (Berlin : Henschel Verlag, 1998) の全訳
内容説明・目次
内容説明
ゲッベルスの日記を克明に検証しつつ、その天才的なメディア戦略を浮き彫りにする画期的な労作。映画製作や検閲の実態、権力闘争で揺れるその人間像等に多角的に迫る。
目次
- 序章 ヨーゼフ・ゲッベルスの日記
- 第1章 「前衛派人物の極めて効果的な仕事」—精通者としての支配者?
- 第2章 「いまや我々がドイツ映画を掌握している」—映画産業の掌握
- 第3章 「いまや映画にとっても非政治的時期は終わりを告げた」—三三年から三九年まで 新しい映画への困難な道のり
- 第4章 「戦争がテーマを与えてくれる」—四〇年から四五年までの映画政策
- 第5章 「総統は、上映しない方が良いという考えだ」—ゲッベルスと映画の検閲
- 第6章 「ドイツ的英雄性の映画叙事詩」—プロパガンダ手段としての週間ニュースと記録映画
- 第7章 「総統はグスタフ・グリュントゲンスがお嫌いだ」—スター崇拝と迫害 新たな照明のもとに見たナチと映画芸術家
「BOOKデータベース」 より