一経済学者の自伝
著者
書誌事項
一経済学者の自伝
(自伝文庫)
ミネルヴァ書房, 2009.7
- タイトル別名
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Autobiography of an economist
一経済学者の自伝
- タイトル読み
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イチ ケイザイ ガクシャ ノ ジデン
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注記
監訳: 田中秀夫
原著 (Macmillan, 1971) の全訳
内容説明・目次
内容説明
「経済学とは諸目的と希少な諸手段との間の関係に関する科学である」という、どちらかと言えば殺風景な経済学の定義によって著名な著者は、しかし、若き日に社会主義者に憧れながら、その非合理性に幻滅して、ロンドン大学に入学。1930年代にハイエクを迎えてロンドン学派の創設に尽くし、ヒックス、カルドア、ラーナー等の俊秀を育てる。ケインズとの角逐と交流、新厚生経済学の創造、戦時内閣経済局長等々を歴任する。ケインズと並んで現代イギリス経済学の形成に深く関わった自由主義経済学者の生涯と交流を描いた誠実な自伝。
目次
- 第1章 少年時代
- 第2章 一九一四年から一九一八年
- 第3章 混乱した目標
- 第4章 ロンドン・スクール—一九二〇年から一九二三年
- 第5章 ロンドンとオックスフォード—一九二三年から一九二九年
- 第6章 一九三〇年代のロンドン・スクール
- 第7章 出版と論争—一九二九年から一九三九年
- 第8章 戦時内閣官房経済部
- 第9章 戦後計画
- 第10章 学究生活再開—一九四六年から一九六一年
- 第11章 芸術行政
- 第12章 ブラッケン・ハウスと公的諸問題
「BOOKデータベース」 より