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商道

崔仁浩著 ; 青木謙介訳

(ランダムハウス講談社文庫, チ2-1, チ2-2, チ2-3)

ランダムハウス講談社, 2008.5

タイトル別名

商道

SANDO

タイトル読み

ショウドウ

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注記

徳間書店刊行 (2002年11月)の単行本 (上下巻)を文庫化したもの

主要参考文献: 下巻p387-388, 資料・史料文献: 下巻p388-390

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784270101902

内容説明

19世紀の朝鮮王朝時代。清国国境近くの義州で貧しい境遇に生まれ、若くして父を失い、莫大な借金を背負った林尚沃(イム・サンオク)は天下第一之商となることを誓う。高麗人参貿易のため、燕京(北京)に出向き、北京商人の不買同盟を巧みに壊して莫大な財貨を稼いだが、妓楼に売られた美少女を救うために、その金を投じてしまう。商業の道=“商道”を通じて、人の道とはなにか、そして生きることの真理とはなにかを学んでいく。
巻冊次

中 ISBN 9784270101919

内容説明

私利私欲よりも世のために商売を行い、巨財をなした林尚沃(イム・サンオク)だが、命を脅かす危機が幾度となく襲ってくる。1812年、平安道で起こった農民反乱に巻き込まれ、進退きわまるが、師匠の石崇和尚から授かった“言葉”が神通力を発揮する。秋史、阮堂の名で知られる名書家、金正喜(キム・ジョンヒ)との交友を糧に“商道”を追求したその商人哲学と知徳で、数々の苦難を乗り越えていく。
巻冊次

下 ISBN 9784270101926

内容説明

飢民や水災被害者を救済した功で郭山郡守となった林尚沃(イム・サンオク)は、若く美しい官妓に惹かれていく。しかしながら彼女の出生には秘密が存在していた。一方、儒教や仏教では満たされない民衆は天主教(カトリック信仰)に救いを求め、迫害と殉教の波が彼の身辺にもおよんだ。晩年、その富のすべてを民のためになげうち、詩酒で余生を送った実在の大商人の波瀾万丈の生涯に、幕が下りる。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90616009
  • ISBN
    • 9784270101902
    • 9784270101919
    • 9784270101926
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    kor
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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