企業城下町の都市計画 : 野田・倉敷・日立の企業戦略

書誌事項

企業城下町の都市計画 : 野田・倉敷・日立の企業戦略

中野茂夫著

筑波大学出版会 , 丸善株式会社出版事業部 (発売), 2009.7

タイトル別名

企業城下町の都市計画 : 野田倉敷日立の企業戦略

タイトル読み

キギョウ ジョウカマチ ノ トシ ケイカク : ノダ クラシキ ヒタチ ノ キギョウ センリャク

大学図書館所蔵 件 / 121

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献一覧: p309-312

内容説明・目次

内容説明

企業城下町の都市計画を推し進めたのは、工場や道路、社宅などを建設しようとする企業であった。そうした企業の戦略を読み解きながら、野田、倉敷、日立の都市形成の歴史を探る。その先には企業が、そして近代日本が目指した産業に特化した都市計画が見えてくる。工業立国・日本における近代都市計画の特質とはいったい何なのか。本書は、この擬問に正面から挑んだ都市計画史の研究書である。また地域史としてもこれまでにない角度から新しい発見のある一冊。

目次

  • 企業城下町へ
  • 第1部 在来産業の企業城下町—野田醤油株式会社と野田(醤油醸造業の近代化と野田;野田醤油株式会社の工業開発と都市計画)
  • 第2部 近代産業(軽工業)の企業城下町—倉敷紡績株式会社と倉敷(倉敷工場の増錘と倉敷の近代化;倉敷紡績株式会社の多角化と工業都市計画;倉敷紡績株式会社の合理化と都市との関係性)
  • 第3部 近代産業(重工業)の企業城下町—日立製作所と日立(日立鉱山の創業と鉱山町の形成;日立製作所の躍進と重工業都市形成;多賀工場の建設と新興工業都市計画)
  • 企業城下町の都市計画

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ