書誌事項

ブラックホールを見つけた男

アーサー・I・ミラー著 ; 阪本芳久訳

草思社, 2009.8

タイトル別名

Empire of the stars : friendship, obsession, and betrayal in the quest for black holes

The empire of the stars : friendship, obsession and betrayal in the quest for black holes

タイトル読み

ブラック ホール オ ミツケタ オトコ

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注記

参考文献: p489-504

内容説明・目次

内容説明

ブラックホールがこの宇宙に存在する—1930年にそれをはじめて理論的に指摘したのは、インドからきた19歳の天才少年、チャンドラセカールだった。しかし、学界の重鎮エディントンはこの発見を無根拠に否定、その結果、ブラックホールの研究は40年近くも停滞し、チャンドラセカールの人生にも大きな影を落とすことになる…。ブラックホール研究の草創期の科学者たちのドラマを中心に、冷戦時代の軍拡競争がもたらした意外な研究成果、最新の研究事情まで、天体物理学最大の発見がたどった数奇な歴史を描き出す。

目次

  • 決定的な衝突のとき
  • イギリスへ旅立つまで
  • 天体物理学の巨人、エディントン
  • エディントンの味方と敵
  • 英国への旅立ちから運命の日まで
  • エディントンの真意
  • 新天地アメリカへ
  • 一つの時代の終わり
  • 星の研究をはじめた物理学者たち
  • 水爆開発と超新星の研究
  • ありえないことが現実に
  • 姿を現したブラックホール
  • 「美しいものを前にしての戦慄」
  • 心の奥底、ブラックホールの奥底

「BOOKデータベース」 より

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