本居宣長の大東亜戦争

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本居宣長の大東亜戦争

田中康二著

ぺりかん社, 2009.8

タイトル読み

モトオリ ノリナガ ノ ダイトウア センソウ

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内容説明・目次

内容説明

「大和魂」「武士道」「日本精神」など、国学は軍国主義のイデオロギーとして、同時代の思想や新聞・雑誌などのジャーナリズム、また教育現場に大きな影響を与え続けた。宣長が時局に利用され曲解されるシステム、歪められるメカニズムを検証し解明する。

目次

  • 序論 本居宣長の大東亜戦争
  • 第1章 同時代思想としての国学(上)—幕末を経由して大東亜戦争期に至る
  • 第2章 同時代思想としての国学(下)—日本精神論の流行と変容
  • 第3章 近代宣長像の形成と変容(上)—「松坂の一夜」伝説の成立
  • 第4章 近代宣長像の形成と変容(下)—敷島歌の解釈の変容
  • 第5章 宣長研究と時局(上)—序文に見る時局発言をめぐって
  • 第6章 宣長研究と時局(下)—煽情的宣長論をめぐって
  • 第7章 学統観の変遷(上)—平田篤胤への継承性
  • 第8章 学統観の変遷(下)—徂徠学との関連

「BOOKデータベース」 より

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