言葉と戦車を見すえて : 加藤周一が考えつづけてきたこと
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言葉と戦車を見すえて : 加藤周一が考えつづけてきたこと
(ちくま学芸文庫, [カ-13-3])
筑摩書房, 2009.8
- タイトル読み
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コトバ ト センシャ オ ミスエテ : カトウ シュウイチ ガ カンガエツズケテ キタ コト
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内容説明・目次
内容説明
「プラハの春」を弾圧するためにソ連軍戦車がチェコの首都に侵入した1968年の事件についての鮮やかな論評「言葉と戦車」を中心に、1946年の「天皇制を論ず」から2005年の「60年前東京の夜」まで、著者が何を考えつづけてきたかを俯瞰できる27の論稿群を集成。たんなる学究の徒の貌ではなく、現実の政治と社会に対する透徹した思考と強靱な思想が屹立する。全篇発表時の初出より収録。
目次
- 天皇制を論ず
- 逃避的文学を去れ
- 知識人の任務
- 日本文化の雑種性
- 雑種的日本文化の課題
- 天皇制と日本人の意識
- 西欧の知識人と日本の知識人
- 戦争と知識人
- 日本の新聞
- 安保条約と知識人
- 言葉と戦車
- ベトナム 戦争と平和
- わが思索わが風土
- 危機の言語学的解決について
- 軍国主義反対再び
- 遠くて近きもの・地獄
- 教科書検閲の病理
- 『加藤道夫全集1』読後
- 「過去の克服」覚書
- 再説九条
- 戦後五十年決議
- 原爆五十年
- 「心ならずも」心理について
- サラエヴォと南京
- また9条
- 60年前の夜
「BOOKデータベース」 より