ベクトル解析
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ベクトル解析
(ちくま学芸文庫, [モ-6-5])
筑摩書房, 2009.10
- タイトル読み
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ベクトル カイセキ
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注記
日本評論社1989年刊の追補
演習問題: p313-317
練習問題解答: p318-323
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ベクトル解析は、電磁気学・流体力学などを学ぶ学生に必須の課程で、しばしば工学・物理系の応用数学とみなされがちである。しかし見方をかえて、基礎的な「1次元の線形代数学」から多次元への発展、「1変数の微積分」から多変数関数の微積分への発展、の段階の解析学と考えれば、大学教養課程の結節点ともみなしうる。それはより抽象度の高い、多様体へのゆるやかな第一歩である。本書では、そのような展開性のある位置づけのもとに、森一刀斎が「ベクトル解析のココロ」を開陳する。最終章に新たに、教育的側面を明らかにした「なぜベクトル解析なのか」を加えた。
目次
- 第0章 ベクトル解析とは
- 第1章 多変数の微分(正比例関数と微分;多変数の(同次)1次関数;多変数関数の微分;多変数の微分計算;陰関数;勾配ベクトル場;変数変換;2階微分;微分作用素の計算;関数関係;多様体;多様体上の関数)
- 第2章 多変数の積分(積分の概念;測度;微分と積分(1変数の場合);多変数の積分;体積要素;線積分;面積分;回転;発散;微分と積分(多変数の場合))
- 第3章 なぜベクトル解析なのか—多次元世界の微積分
- 演習問題
- 練習問題解答
「BOOKデータベース」 より