精神病院を捨てたイタリア捨てない日本

書誌事項

精神病院を捨てたイタリア捨てない日本

大熊一夫著

岩波書店, 2009.10

タイトル別名

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

タイトル読み

セイシン ビョウイン オ ステタ イタリア ステナイ ニホン

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注記

付: 180号法(バザーリア法)全文(p233-240)

参考文献: p241-243

内容説明・目次

内容説明

この国の精神保健の明日を描くために。精神保健最先進国イタリアからの渾身のルポと、日本への提言。第1回フランコ・バザーリア賞受賞(2008年)記念作品。

目次

  • 第1部 日本の悪夢—一九七〇年、鉄格子の内側に潜入(恐怖と絶望と退屈の病棟;私設強制収容所;不肖の息子とその親)
  • 第2部 目からウロコ—一九八六年、精神保健先輩国を訪ねる(精神病院を廃絶?;世界の精神保健事情;バザーリアの後継者を招く)
  • 第3部 精神病院の終焉—二〇〇六年夏、ローマの友からの便り(取材意欲再び;タンスの骸骨;トリエステ燃ゆ;歴史的妥協;トリエステの現在;バザーリアってこんな人)
  • 第4部 地域サービス時代の到来—一九九〇年代以降のイタリア(一八〇号法生き残る;首都ローマの改革;司法精神病院の街;政変で精神保健が変わった;残酷物語はお伽話に昇華した;改革のキーワードは脱・施設化)
  • 第5部 日本の地域精神保健—二〇〇九年、希望への胎動(二人の先達その後;青い鳥を求めて)

「BOOKデータベース」 より

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