血塗られた慈悲、笞打つ帝国。 : 江戸から明治へ、刑罰はいかに権力を変えたのか?

書誌事項

血塗られた慈悲、笞打つ帝国。 : 江戸から明治へ、刑罰はいかに権力を変えたのか?

ダニエル・V・ボツマン著 ; 小林朋則訳

インターシフト , 合同出版 (発売), 2009.10

タイトル別名

Punishment and power in the making of modern Japan

血塗られた慈悲笞打つ帝国 : 江戸から明治へ刑罰はいかに権力を変えたのか

タイトル読み

チヌラレタ ジヒ ムチ ウツ テイコク : エド カラ メイジ エ ケイバツ ワ イカニ ケンリョク オ カエタ ノカ

大学図書館所蔵 件 / 110

注記

原著 (Princeton University Press, c2005) の翻訳

参考文献: 巻末p1-22

内容説明・目次

内容説明

日本の権力の深層構造を暴く。『カムイ伝』から『蟹工船』まで、刑罰の歴史が、その背景を明かす。

目次

  • 序章 江戸から明治へ、刑罰・近代化・帝国の支配
  • 第1章 秩序の象徴—将軍のお膝元での刑罰と権力
  • 第2章 血塗られた慈悲—幕府のふたつの顔と被差別民
  • 第3章 身分の力—牢屋敷に投影された江戸時代の社会構造
  • 第4章 混乱と救済—人足寄場の歴史的意義
  • 第5章 文明の証しとしての刑罰—幕末における治外法権と改革の波
  • 第6章 規律社会へ—日本における監獄の誕生
  • 第7章 国家・資本・監獄—文明開化の深層構造
  • 終章 植民地帝国と刑罰—最新の監獄に野蛮な刑罰

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ