『坂の上の雲』と司馬史観
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書誌事項
『坂の上の雲』と司馬史観
岩波書店, 2009.11
- タイトル別名
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坂の上の雲と司馬史観
- タイトル読み
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サカ ノ ウエ ノ クモ ト シバ シカン
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注記
引用・参考文献: p231-241
内容説明・目次
内容説明
司馬遼太郎の『坂の上の雲』を歴史家はどう読むか。祖国防衛戦争としての日露戦争観、「明るい明治、暗い昭和」、そして様々な史実との向き合い方…。国民的作家が自ら「事実に拘束されることが百パーセントにちかい」としつつ執筆したこの歴史小説のどこに注目すべきか。近年の史学界の研究成果も交えながら、冷静かつ多角的に論じる。
目次
- 第1章 『坂の上の雲』とは何か(日清戦争と台湾・朝鮮;日露戦争への道程;日露戦争—旅順攻略戦;日露戦争—日本海海戦;韓国併合—日露戦争の帰結)
- 第2章 青春物語としての『坂の上の雲』(秋山好古と陸戦;秋山真之と日本海海戦;正岡子規—壮絶なる闘病生活)
- 第3章 近現代史をどう見るか(なぜ、司馬史観を問うのか;明治維新の世界史的位置;日清・日露戦争をどう見るか;大正デモクラシーの歴史的意義;大東亜戦争とアジア太平洋戦争;司馬遼太郎の明治憲法・天皇観)
「BOOKデータベース」 より