書誌事項

近代日本の政党と社会

安在邦夫, 真辺将之, 荒船俊太郎編著

日本経済評論社, 2009.11

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ セイトウ ト シャカイ

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注記

内容: はじめに(本書刊行に寄せて(安在邦夫), 本書の課題と構成(真辺将之)), I: 政党結成の論理と活動(第一章「植木枝盛と自由党結成」-第五章「憲政会と「元老待遇」大隈重信」), II: 政党認識の諸相(第6章「政党認識における欧化と反欧化」-第九章「石橋湛山の政党論」), III: 政党とその周縁(第一〇章「自由民権運動における政党と壮士」-第一三章「都市計画反対運動と住民・政党・政治家」), おわりに(本書刊行の経緯(荒船俊太郎), 本書の刊行を終えて), 編著者紹介・執筆者紹介

安在邦夫の定年退職記念論集

安在邦夫略歴: p423-424

安在邦夫主要業績: p424

収録内容

  • 植木枝盛と自由党結成 / 福井淳 [執筆]
  • 旧幕臣の政党活動 : 江原素六の明治一〇年代を素材として / 檜皮瑞樹 [執筆]
  • 大同団結運動末期における愛国公党結成の論理 : 板垣退助の政党論を通して / 真辺美佐 [執筆]
  • 日露戦後恐慌期の第一次西園寺内閣と憲政本党 / 木下恵太 [執筆]
  • 憲政会と「元老待遇」大隈重信 : 加藤高明首班擁立工作の展開と挫折 / 荒船俊太郎 [執筆]
  • 政党認識における欧化と反欧化 / 真辺将之 [執筆]
  • 『新人』における吉野作造の政党論 : 日露戦争期に着目して / 高橋央 [執筆]
  • 田中惣五郎における政党史研究の位相 : 『東洋社会党考』成立の背景 / 廣木尚 [執筆]
  • 石橋湛山の政党論 : 「浮動有権者」として / 上田美和 [執筆]
  • 自由民権運動における政党と壮士 : 自由党の壮士への対応と壮士の動向 / 安在邦夫 [執筆]
  • 明治後期の移民会社と政党および政治家 : 亡命民権家と移民会社の関わりを中心にして / 松村孝男 [執筆]
  • 政友会の院外団と「院外青年」 / 伊東久智 [執筆]
  • 都市計画反対運動と住民・政党・政治家 : 槇町線問題の再検討を中心に / 佐藤美弥 [執筆]
  • 本書の刊行を終えて : 学苑での日々、思い出すことなどなど / 安在邦夫 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

国家と国民、国家と社会とをむすぶ架け橋ともいうべき政党。その政党が果たしてきた多様な役割を、政治史のみならず、思想史・文化史・地域史など多彩な視角から考察する。

目次

  • 1 政党結成の論理と活動(植木枝盛と自由党結成;旧幕臣の政党活動—江原素六の明治一〇年代を素材として;大同団結運動末期における愛国公党結成の論理—板垣退助の政党論を通して;日露戦後恐慌期の第一次西園寺内閣と憲政本党;憲政会と「元老待遇」大隈重信—加藤高明首班擁立工作の展開と挫折)
  • 2 政党認識の諸相(政党認識における欧化と反欧化;『新人』における吉野作造の政党論—日露戦争期に着目して;田中惣五郎における政党史研究の位相—『東洋社会党考』成立の背景;石橋湛山の政党論—「浮動有権者」として)
  • 3 政党とその周縁(自由民権運動における政党と壮士—自由党の壮士への対応と壮士の動向;明治後期の移民会社と政党および政治家—亡命民権家と移民会社の関わりを中心にして;政友会の院外団と「院外青年」;都市計画反対運動と住民・政党・政治家—槙町線問題の再検討を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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