書誌事項

旅立ちのかたち : イギリスと日本

懐徳堂記念会編

(懐徳堂ライブラリー, 9)

和泉書院, 2009.11

タイトル読み

タビダチ ノ カタチ : イギリス ト ニホン

大学図書館所蔵 件 / 75

注記

参考文献: 章末

収録内容

  • 旅と地図とコンパスの詩学 : ジョン・ダンと大航海時代 / 小澤博 [著]
  • 未知の南方大陸を求めて : 南海に見出された精神の闇 / 西山徹 [著]
  • 「旅立ち」の言語表現 : 一八世紀イギリスの探検航海家ジェイムズ・クックを中心に / 原田範行 [著]
  • 江戸の旅日記を読む : 文人画家井上竹逸の場合 / 成澤勝嗣 [著]
  • 欧州へ : 「舞姫」から「新生」まで / 出原隆俊 [著]

内容説明・目次

内容説明

「旅立ち」というと、二〇〇八年度アカデミー外国語映画賞に輝いた『おくりびと』がすっかり有名になった今、「あの世への旅立ち」を連想される方も多いであろう。本書では、たとえばイギリス一七世紀の詩人ダンの歌う死出の旅や、森鴎外や島崎藤村作品における主人公の死のイメージを伴った出国などを扱っている。その他にも、冒険や大航海時代、郷里からの離脱など、イギリスと日本の文化・文学に現れる様々な旅立ちの諸相を、一流の執筆人が雄弁に語る。

目次

  • 第1章 旅と地図とコンパスの詩学—ジョン・ダンと大航海時代
  • 第2章 未知の南方大陸を求めて—南海に見出された精神の闇
  • 第3章 「旅立ち」の言語表現—一八世紀イギリスの探検航海家ジェイムズ・クックを中心に
  • 第4章 江戸の旅日記を読む—文人画家井上竹逸の場合
  • 第5章 欧州へ—「舞姫」から「新生」まで

「BOOKデータベース」 より

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