書誌事項

万葉集 : 現代語訳付き

伊藤博訳注

(角川文庫, 16003-16004, 16059-16060)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.11-2009.12

新版

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

タイトル別名

角川ソフィア文庫

タイトル読み

マンヨウシュウ : ゲンダイゴヤクツキ

大学図書館所蔵 件 / 41

注記

ジャケットの記載: 角川ソフィア文庫

各奥付けに「SP A-121-1, SP A-121-2, SP A-121-3, SP A-121-4」の記述あり

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784044087012

内容説明

『万葉集』全20巻4500余首の歌からは、古の人々の息づかいが聞こえる。日々を真摯に生きる彼らの姿は、1300年余りの時を超え、人の営みが不変であることを私たちに教えてくれる—。4分冊第1巻の本書では、『万葉集』の母体をなす古歌巻の巻1と2、対する古今歌巻の巻3と4、今歌巻の巻5を収載。そして新版最大の特徴は、歌群ごとに付した現代語訳。前後の歌とともに歌群として味わうことでより深い鑑賞が得られる。

目次

  • 万葉集 巻第1(雑歌)
  • 万葉集 巻第2(相聞;挽歌)
  • 万葉集 巻第3(雑歌;譬喩歌;挽歌)
  • 万葉集 巻第4(相聞)
  • 万葉集 巻第5(雑歌)
巻冊次

2 ISBN 9784044087029

内容説明

1300年余りを隔てた古の人々はどんな恋に身を焦がし、誰の死を悼み、そしてどんな植物や動物、自然現象に心を奪われたのか—。全歌を鑑賞に適した歌群に分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注の『万葉集』4分冊の第2巻。本書では、今歌巻の巻6から柿本人麻呂の歌集を規範とする巻7、整然とした部立で四季を味わう巻8と巻10、人麻呂のほか高橋虫麻呂の歌集も加わった巻9の計5巻を収載。

目次

  • 万葉集 巻第6(雑歌)
  • 万葉集 巻第7(雑歌;譬喩歌;挽歌)
  • 万葉集 巻第8(春雑歌;春相聞;夏雑歌;夏相聞;秋雑歌;秋相聞;冬雑歌;冬相聞)
  • 万葉集 巻第9(雑歌;相聞;挽歌)
  • 万葉集 巻第10(春雑歌;春相聞;夏雑歌;夏相聞;秋雑歌;秋相聞;冬雑歌;冬相聞)
巻冊次

3 ISBN 9784044087036

内容説明

『万葉集』全20巻は、志をもった古代人たちが、自分たちが日本人であることを意識しながら、あるいは無意識ながらも真摯に向き合い、総がかりで生み出した公的で壮大な歌集であった—。4分冊第3巻の本書では、古今相聞往来歌集を収める巻11と巻12、大和圏の長歌の巻13、東国の短歌を集めた著名な巻14、他の巻には類のない2つの長編歌物語集によってなる巻15、異常な因縁に支えられたおもしろおかしい短編歌物語の巻16を収載。

目次

  • 巻第11(旋頭歌—前一二首柿本人麻呂歌集、後五首古歌集;正述心緒—柿本人麻呂歌集 ほか)
  • 万葉集巻第12(正述心緒—柿本人麻呂歌集;寄物陳思—柿本人麻呂歌集 ほか)
  • 巻第13(雑歌;相聞 ほか)
  • 巻第14(東歌;雑歌 ほか)
  • 巻第15(別れを悲しびて贈答する歌十一首;しましく私家に還りて思ひを陳ぶる歌二首 ほか)
  • 巻第16(由縁有る雑歌)
巻冊次

4 ISBN 9784044087043

内容説明

民族的歌集であるとともに古代人が生み出した悲しいまでに美しい文学的遺産『万葉集』—。4分冊最終巻の本書では、全巻を締めくくる大伴家持の歌日記を資料とする巻17から巻20を収載。天平末期以降の家持とその周囲の生き様を詠む。以下、解説・万葉集目録・冒頭歌原文・作者別索引・初句索引を収載。深い鑑賞を得られる歌群ごとの構成で現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注の『万葉集』完結。

目次

  • 万葉集巻第17(天平二年庚午の冬の十一月に、太宰師大伴卿が大納言に任けられて京に上る時に、〓(けん)従等、別に海路を取りて京に入る。ここに羈旅を悲傷しび、おのもおのも所心を陳べて作る歌十首;天平十年の七月の七日の夜に、独り天漢を仰ぎて、いささかに懐を述ぶる歌一首大伴宿禰家持 ほか)
  • 万葉集巻第18(天平二十年の春の三月の二十三日に、左大臣橘家の使者、造酒司令史田辺史福麻呂に、守大伴宿禰家持が館にして饗する時に、おのもおのも心緒を述ぶる歌四首田辺史福麻呂;時に、明日に布勢の水海に遊覧せむことを期ひ、よりて、懐を述べておのもおのも作る歌十首 二十四日 ほか)
  • 万葉集巻第19(天平勝宝二年の三月の一日の暮に、春苑の桃李の花を眺矚めて作る歌二首;翻び翔る鴫を見て作る歌一首 ほか)
  • 万葉集巻第20(天平勝宝五年の五月、山村に幸行す時の歌二首少主鈴山田史土麻呂伝誦先太上天皇、口号びて曰ふ御歌一首;舎人親王、詔に応へて和へまつる歌一首 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00432811
  • ISBN
    • 9784044087012
    • 9784044087029
    • 9784044087036
    • 9784044087043
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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