骨から見た日本人 : 古病理学が語る歴史
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骨から見た日本人 : 古病理学が語る歴史
(講談社学術文庫, [1978])
講談社, 2010.1
- タイトル読み
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ホネ カラ ミタ ニホンジン : コビョウリガク ガ カタル レキシ
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注記
原本は1998年に講談社から刊行
参考文献: p267-274
「付録 骨からの情報を読む」p276-293
内容説明・目次
内容説明
骨は情報の宝庫である。古病理学は古人骨を研究対象とし、現代の医学で診断し、その個体の病気の経過と症状を明らかにする。骨にあらわれたヒト化の道のり、縄文人の戦闘傷痕と障害者介護、弥生時代以降の結核流行、江戸時代に猖獗をきわめた梅毒と殿様のガン…。発掘された人骨を丹念に調べあげ、過去の社会構造と各時代の与件とを明らかにする。
目次
- プロローグ 古病理学からみえる世界
- 第1章 化石にあらわれた病気—人類進化の世界
- 第2章 強く生きる—よみがえる縄文の世界1
- 第3章 福祉と介護—よみがえる縄文の世界2
- 第4章 日本人誕生—結核は何をもたらしたか
- 第5章 刀と病と極楽と—鎌倉の世界
- 第6章 江戸を生きる—命長ければ病多し
- エピローグ 現代人の骨の老化と死への想い
「BOOKデータベース」 より