近世考 : 西鶴・近松・芭蕉・秋成

書誌事項

近世考 : 西鶴・近松・芭蕉・秋成

日暮聖著

影書房, 2010.2

タイトル別名

近世考 : 西鶴近松芭蕉秋成

タイトル読み

キンセイコウ : サイカク・チカマツ・バショウ・アキナリ

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内容説明・目次

内容説明

貨幣経済の発達は、江戸期の社会・人びとにいかなる変容をもたらしたか。近世文学者たちは、その急激な変化といかに対峙し、格闘したか。精神史の観点から考察する。

目次

  • 西鶴—経済社会の小説
  • 西鶴—破滅の行方
  • 『女殺油地獄』の作劇法
  • 『心中宵庚申』—夫婦心中に見出した死のかたち
  • 『心中宵庚申』—貨幣経済社会で滅びゆく者たち
  • 芭蕉の「わぶ」
  • 杜国の詩情—冬の日「こがらしの巻」より
  • 軽薄なるものの音色—『猿蓑』市中の巻より
  • 「貧福論」の考察—経済社会と徳
  • 美しい死からの反転—「浅茅が宿」の三つの物語
  • 付 精神史としての近世—『廣末保著作集』完結によせて

「BOOKデータベース」 より

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