書誌事項

中国侵略の証言者たち : 「認罪」の記録を読む

岡部牧夫, 荻野富士夫, 吉田裕編

(岩波新書, 新赤版 1242)

岩波書店, 2010.4

タイトル別名

中国侵略の証言者たち : 認罪の記録を読む

タイトル読み

チュウゴク シンリャク ノ ショウゲンシャタチ : ニンザイ ノ キロク オ ヨム

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注記

あとがき: 仁木ふみ子

収録内容

  • 「認罪」への道 : 撫順・太原戦犯管理所における体験 / 豊田雅幸, 張宏波著
  • 日本は「満州国」で何をしたのか : 「侵略」の証言 : 1 / 岡部牧夫, 荻野富士夫著
  • 三光作戦とは何だったのか : 「侵略」の証言 : 2 / 笠原十九司, 伊香俊哉著
  • なぜ日本は「侵略」という認識をもたなかったのか : 戦後日本社会のなかの中帰連 / 吉田裕著
  • 帰国後の元戦犯たちの歩み : 「中帰連」一メンバーの視点から / 高橋哲郎著

内容説明・目次

内容説明

日本軍は戦中、中国でどんな侵略行為を働いたのか—その加害の実態についていまだ論争が続く。そんななか、中国により戦犯として起訴された四五名の元日本軍兵士・「満州国」官僚らの供述書が、近年全文公開された。極めて詳細なこれら証言から、「満州国」統治や侵略行為の実相、そして彼らが罪を認める過程を具体的に検証する。

目次

  • 第1章 「認罪」への道—撫順・太原戦犯管理所における体験(撫順・太原の日本人戦犯;「認罪」はどのように行なわれたか)
  • 第2章 日本は「満州国」で何をしたのか—「侵略」の証言1(「満州国」高級官僚が語る財政・産業・阿片政策;「満州国」の治安体制)
  • 第3章 三光作戦とは何だったのか—「侵略」の証言2(華北における三光作戦の展開;供述書に綴られた「三光作戦」)
  • 第4章 なぜ日本は「侵略」という認識をもたなかったのか—戦後日本社会のなかの中帰連(敗戦前後の状況;GHQによる非軍事化・民主化政策 ほか)
  • 第5章 帰国後の元戦犯たちの歩み—「中帰連」一メンバーの視点から(ある戦犯兵士の軌跡;戦時中の自分を否定する ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01769752
  • ISBN
    • 9784004312420
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 189p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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