漫画に描かれた日本帝国 : 「韓国併合」とアジア認識
著者
書誌事項
漫画に描かれた日本帝国 : 「韓国併合」とアジア認識
明石書店, 2010.6
- タイトル別名
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일본, 만화로 제국을 그리다 : 조선병탄과 시선의 정치
日本, 漫画で帝国を描く : 朝鮮併呑と視線の政治
漫画に描かれた日本帝国 : 韓国併合とアジア認識
- タイトル読み
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マンガ ニ エガカレタ ニホン テイコク : 「カンコク ヘイゴウ」ト アジア ニンシキ
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注記
参考文献: p238-242
内容説明・目次
内容説明
本書は19世紀末から20世紀初頭における『団団珍聞』『東京パック』などの雑誌や新聞に掲載された時事漫画を収載し分析した。当時の時事漫画は単に情報を伝達する役割を超えて、清国と朝鮮を野蛮、西洋を文明として形象化し、日本が野蛮の国を先導し文明に至らしめる使命を帯びた存在であると読者に認識させた。時事漫画は、読者を帝国建設プロジェクトに参加するように誘い、国民総動員の基盤をつくりだしたのである。
目次
- 序章 招待状、下絵を描く
- 第1章 朝鮮の扉が開く
- 第2章 未完の帝国建設
- 第3章 日本、帝国の隊列に伍す
- 第4章 宿願の達成
- 第5章 伊藤博文と寺内正毅
- 終章 漫画、まなざしの政治
「BOOKデータベース」 より