多元論的自然主義の可能性 : 哲学と科学の連続性をどうとらえるか
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書誌事項
多元論的自然主義の可能性 : 哲学と科学の連続性をどうとらえるか
新曜社, 2010.9
- タイトル別名
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The possibility of pluralistic naturalism
多元論的自然主義の可能性 : 哲学と科学の連続性をどうとらえるか
- タイトル読み
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タゲンロンテキ シゼン シュギ ノ カノウセイ : テツガク ト カガク ノ レンゾクセイ オ ドウ トラエルカ
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注記
文献表: p[293]-299
内容説明・目次
内容説明
すべての事象は物理科学によって明らかにできる!?従来、「自然主義」とはこのようなものと理解されてきたが、本書はこの理解の誤りをただし、科学主義・物理主義をとらない「多元論的」自然主義という新たな立場を提示して、哲学と科学の関係を考え直すための新しい視座を提供する。「自然主義」とは何か、その可能性を問う。
目次
- 第1章 自然主義とはどのような立場か—クワインの自然主義規定とその導出経緯(論文「自然化された認識論」の概要;「自然化された認識論」注釈—伝統的認識論の扱い;初期の自然主義規定—論拠と内実 ほか)
- 第2章 自然主義における存在論的オプションの選択—物理主義的一元論、および代案としての多元論(存在論という問題圏;存在論的オプションとしての物理主義とその位置づけ;物理主義と不確定性テーゼ ほか)
- 第3章 多元論的自然主義の構築に向けて(パトナムの多元論モデル—概念的多元論と概念的相対性;カルナピアン・モデルの多元論)
「BOOKデータベース」 より