書誌事項

ハイデッガー

渡邊二郎著 ; [高山守, 榊原哲也責任編集]

(渡邊二郎著作集 / 渡邊二郎著 ; 高山守 [ほか] 編, 第1-4巻)

筑摩書房, 2010.10-2011.9

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タイトル別名

Jiro Watanabe

タイトル読み

ハイデッガー

大学図書館所蔵 件 / 139

注記

編者: 高山守, 千田義光, 久保陽一, 榊原哲也, 森一郎

編者「高山」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

第2巻の責任編集: 久保陽一, 榊原哲也

第3巻の責任編集: 森一郎, 菊地惠善

第4巻の責任編集: 千田義光, 森一郎

渡邊二郎の肖像あり

月報あり

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480752611

内容説明

『存在と時間』を「実存に基づく存在の哲学」と看破した気鋭の論考。

目次

  • 1 ハイデッガーの実存思想(実存に基づく存在の哲学;論理学的問題設定の瓦解;存在への問いの地平)
  • 2 初期のハイデッガー
巻冊次

2 ISBN 9784480752628

内容説明

著者渾身のデビュー作。実存の思索から存在の思索へ、「転回」の意味を問う気鋭の論考。

目次

  • 1 ハイデッガーの存在思想(形而上学の立場とその崩壊;存在の開示の世界(存在;人間;思索);絶望的境涯の超克)
  • 2 ハイデッガーの存在の思索(ハイデッガーの存在の思策をめぐって;ハイデッガー)
巻冊次

3 ISBN 9784480752635

内容説明

40年に及ぶハイデッガー研究の集成「真理と非真理、もしくは本来性と非本来性」。ドイツ語論文の翻訳も多数収録、『存在と時間』の核心に迫る。

目次

  • 1 ハイデッガー研究—一九六〇年代後半‐七〇年代(アレーテイア小考;ハイデッガーの一書翰について;ハイデッガーの哲学について;ハイデッガーの諸学への影響;ハイデッガーのプラトン観一瞥;ハイデッガー自身による『存在と時間』の欄外注記;真理と非真理、もしくは本来性と非本来性)
  • 2 ハイデッガー研究—一九八〇年代以降(ハイデッガーにおける本来性と非本来性;ハイデッガーにおける現存在について;範疇的直観と存在了解;「存在と存在者」研究序説;無・否定・存在とロジカル・アナリシス;存在了解の問題;ハイデッガーと論理学批判の問題;存在了解、陳述、時間性;トゥーゲントハット教授を論駁す;ハイデッガーの思索と残された問題点;『存在と時間』を邦訳した私の経験から)
  • 3 『存在と時間』入門、もしくは思索への誘い(『存在と時間』の基本構想;ハイデッガーの存在の現象学とフッサールの意識の現象学「死へとかかわる存在」と「限界状況」;哲学における死の問題;存在論的美学の観点から見た人生にとっての芸術の意義)
  • 4 小品集—ハイデッガーとともに(ある肖像;エミール・シュタイガー『ハイデッガーとの往復書翰』;カスターニエンの木蔭で;樅の木の歌;誄辞;思索こそ最も高い行動;一つの時代が終わった;ハイデッガーとわたしたち;激動の時代貫く思索;ハイデッガー研究と現代哲学の課題;Jaques Taminiaux他著『ハイデッガーと現象学の理念』;フロイトとハイデッガー;『存在と時間』(『有と時』)から後期ハイデッガー哲学へ)
巻冊次

4 ISBN 9784480752642

目次

  • 1 ハイデッガーの「第二の主著」『哲学への寄与試論集』研究覚え書き(導入的小考;探索的考究)
  • 2 『「ヒューマニズム」について』より(ハイデッガー『「ヒューマニズム」について』解説;ハイデッガー新訳の試み ほか)
  • 3 遺稿論文三篇(限界状況;歴史的現代の特徴づけとしての技術時代について ほか)
  • 4 「呼び求める促し」の思索から(“Ereignis”について;ハイデッガー論のためのメモ)

「BOOKデータベース」 より

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