「悲しき熱帯」の記憶 : レヴィ=ストロースから50年
著者
書誌事項
「悲しき熱帯」の記憶 : レヴィ=ストロースから50年
(中公文庫, [か-29-2])
中央公論新社, 2010.10
- タイトル別名
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ブラジルの記憶 : 「悲しき熱帯」は今
悲しき熱帯の記憶 : レヴィストロースから50年
- タイトル読み
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カナシキ ネッタイ ノ キオク : レヴィ ストロース カラ 50ネン
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注記
『ブラジルの記憶 : 「悲しき熱帯」は今』(NTT出版 1996年刊)の改題
参考文献: p232-237
内容説明・目次
内容説明
日本人と同じモンゴロイドの遠い枝分かれが、地球の対極で、16世紀以来の白人の掠奪と殺戮の果てに、いま絶滅の危機に追い込まれている。レヴィ=ストロースが名著『悲しき熱帯』の舞台となったブラジルを訪れて50年後、恩師の足跡をたどってこの地を旅した文化人類学者は何を見たか。最後の狩猟採集民ナンビクワラの現状にも接し、「なぜ熱帯は悲しいのか」を考える。
目次
- 1 反世界としてのブラジル(堆積する誇大妄想;歴史の気まぐれ ほか)
- 2 灰まみれのモラトリアム・ピーターパンたち(笛を吹く男たち;正座する女 ほか)
- 3 なぜ熱帯は今も悲しいのか(ヨーロッパ文明にとっての新世界;すべてを奪われた人びと ほか)
- 4 「紐文学」と口誦の伝統
- 5 私にとってのブラジル—十二年ののちに(“南蛮時代”の意味;ベニンと日本 ほか)
「BOOKデータベース」 より