衰退するジャーナリズム : 岐路に立つマス・メディアの諸層

書誌事項

衰退するジャーナリズム : 岐路に立つマス・メディアの諸層

福永勝也著

(叢書現代社会のフロンティア, 15)

ミネルヴァ書房, 2010.11

タイトル別名

衰退するジャーナリズム : 岐路に立つマスメディアの諸層

タイトル読み

スイタイ スル ジャーナリズム : キロ ニ タツ マス メディア ノ ショソウ

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注記

参考文献: 各章末

人名索引・事項索引: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

民主社会において、ジャーナリズムは必要不可欠な存在である。それは社会の「道標」としての役割も担っているが、昨今、人々のメディアを見る目は厳しさを増している。その背景には、国民に対するアジェンダ・セッティングや権力の監視など本来の社会的使命を十分に果たしていないことが挙げられる。本書は、そのようなジャーナリズムの衰退現象を様々な報道事例を通して検証・考察した「警告の書」である。

目次

  • 第1部 「IT革命」による情報新時代の到来(メディア・ビッグバンで変貌を遂げる情報環境;新旧メディアによる仁義なき“M&Aウォーズ”)
  • 第2部 大衆に対して圧倒的な影響力を誇るテレビメディア(「テレビニュース革命」によるニュースの大衆化;ニュースキャスターは「大衆の代理人」たり得るか;ポピュリズムに翻弄されるメディアの選挙報道)
  • 第3部 社会の公器としてのメディアを取り巻く諸問題(政治権力の介入による放送の独立性の危機;職業倫理を崩壊させた「視聴率至上主義」;発表ジャーナリズムとメディア・スクラム;社会を抉る雑誌ジャーナリズムとプライバシー報道;メディアによる「実名・匿名」報道と個人情報)
  • 第4部 「社会の道標」としてのジャーナリズムに求められる課題(メディアは戦争の真実を伝えているか;ジャーナリズムとアカデミズムは連携できるか)

「BOOKデータベース」 より

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