暴力 : 6つの斜めからの省察
著者
書誌事項
暴力 : 6つの斜めからの省察
青土社, 2010.11
- タイトル別名
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Violence : six sideways reflections
暴力 : 6つの斜めからの省察
- タイトル読み
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ボウリョク : 6ツ ノ ナナメ カラノ セイサツ
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注記
原著 (Profile Books, 2008) の全訳
人名索引: 巻末p1-5
参考文献: 巻末p6-10
内容説明・目次
内容説明
紛争・衝突と内戦、テロと暴動そして流血だけが悲惨なのか。貧困と暴力にきめこまかに心を配る一方で、グローバリズムに邁進する政治・経済システムから大胆に搾取するリベラル・コミュニストの欺瞞こそが、今日の暴力の最たるものではないのか。ポスト資本主義時代の“暴力”の諸相を根源から捉え直す、創見溢れる論考。
目次
- 序 暴君の血まみれのローブ
- 1 ゆるやかに、しかし過度でなく、そして非常に表情豊かに(アダージョ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・エスプレッシーヴォ)—SOS暴力
- 2 中庸の速度で軽快に—ゆるやかに(アレグロ・モデラート‐アダージョ)—汝の隣人を汝自身のように恐れよ!
- 3 歩くような速さで、しかし度を過ぎず、また大いに歌うように(アンダンテ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレ)—「血に混濁した潮が解き放たれ」
- 4 きわめて速く(プレスト)—寛容的理性のアンチノミー
- 5 とてもゆるやかに—歩くような速さで(モルト・アダージョ‐アンダンテ)—イデオロギー的カテゴリーとしての寛容
- 6 軽快に(アレグロ)—神的暴力
- エピローグ ゆるやかに(アダージョ)
「BOOKデータベース」 より